CUDA開発環境を構築する~[Ubuntu編]

Mac OSX(Snow Leopard)に続き、Ubuntu10.04LTSにもCUDA環境をインストールしました。その作業メモ。基本的なものはMac OSX編と同様。

使用した機材はASUS のネットブック機 N10J、搭載GPUはNVIDIAのG105M。

【準備】

【インストール】

・SDKに含まれるサンプルソースをビルドしようとするといくつかエラー発生。10.04LTSにしたせいか…?安定した9.10とかにしておけばよかったのかなあ。

とりあえず、なんとか自力で修正してビルド&動作確認OKになるまでに。

(こんなエラーが発生、その1)
make -C src/alignedTypes/
ld: in ../../lib/libcutil_i386.a, archive has no table of contents
collect2: ld returned 1 exit status
make[1]: *** [../../bin/darwin/release/alignedTypes] Error 1
make: *** [src/alignedTypes/Makefile.ph_build] Error 2
macminibressonlan:C yanoshin$

SDKに含まれている指定のlibファイルをrand
$randev ./lib/libcutil_i386.a

(こんなエラーが発生、その2)
いくつかldコマンドにライブラリが足りないぞー、と怒られたので、apt-getで必要ライブラリ(もしくはライブラリを含むパッケージ)をインストールして、解決。

(エラーメッセージの例)
/usr/bin/ld: cannot find -lGLU
(対応した作業)
%sudo apt-get install libglu-dev
%sudo apt-get install libXi-dev
%sudo apt-get install libXimu-dev
%sudo apt-get install freeglut3-dev

*ただし、libGLについてはapt-getではなく、シンボリックリンクの変更で対応。
なぜかlibGL.soのリンク先がmesa/libGL.soになっていたので、libGL.so.1に差し替えた。
lrwxrwxrwx 1 root root 10 2010-09-27 18:09 libGL.so -> mesa/libGL.so
↓変更
lrwxrwxrwx 1 root root 10 2010-09-27 18:09 libGL.so -> libGL.so.1

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コメント

  1. […] 解決策としては/usr/lib/libGL.soのリンク先を素直に/usr/lib/libGL.so.1に変更すること. 参考 […]